強風でも飛散させない?屋外タンクのアスベスト保温材を安全に除去する方法

こんにちは!富山でアスベスト除去を専門に手がけている、株式会社エイキ(EIKI Inc.) アスベスト事業部です。

 

プラントや工場の改修工事を担当されている現場監督の皆様、毎日の工程管理と安全管理、本当にお疲れ様です。

 

「今度の現場、外にある古い重原油タンクの配管改修なんだけど、保温材にアスベストが入ってるみたいで…」

 

「屋外だし、飛散が心配だな。大掛かりな隔離養生が必要になるのか?工期とコストがどうなるか、頭が痛い…」

 

野外施設や屋外、それも巨大な重原油タンクに付いている配管の保温材除去は、風の影響もあって独特の難しさがありますよね。

 

しかし、ご安心ください!屋外での作業であっても一切の飛散さぜずに除去できるグローブバッグ工法があります!

 

今回は、私たちが富山県内で実際に行った、屋外での重原油タンク配管におけるアスベスト除去工事の事例をご紹介します。

 

大掛かりな隔離をせずに、安全かつスピーディーに施工できた「グローブバッグ工法」の裏側を、現場写真を交えてお見せします。

 

 

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屋外の重原油タンク配管に潜むアスベストリスク

 

重原油タンク配管の保温材撤去工事。錆びた太い配管が2本並んでいる

 

昭和の時代に建てられたプラントや工場のタンク・配管には、保温・耐火を目的としてアスベスト含有の保温材が広く使われていました。

 

重原油タンクは内容物を保温する必要があるため、配管にもびっしりと保温材が巻かれています。

 

普段は金属製の外装板(ジャケット)で覆われているんですが、経年劣化やメンテナンスでジャケットを外すと、中の保温材が露出します。

 

 

外の作業で一番怖いのは「風」です。

 

乾燥したアスベスト繊維が風に乗ってプラント内や近隣に飛散してしまったら、重大なコンプライアンス違反になります。

 

工事はストップ、施主様からの信頼も失います。これだけは絶対に避けなければいけません。

 

 

なぜ「グローブバッグ工法」なのか

 

そこで、今回の事例で採用したのが「グローブバッグ工法」です。

 

この工法は、アスベストが含まれる配管部分を、専用のプラスチック製バッグ(グローブバッグ)で完全に包み込んで、バッグの中で除去作業を行うというものです。

 

グローブバッグの除去の流れとは?工程を写真付きで解説〔富山のアスベスト除去会社ブログ〕

 

グローブバッグ工法のメリット

 

 

徹底した養生と湿潤化

 

防護服を着た作業員が配管にグローブバッグを設置している

まず、除去対象の配管フランジ周りにグローブバッグを設置します。

 

 

グローブバッグが設置された配管。手を入れるための箇所が複数ある

 

バッグの口をテープで厳重に密閉して、隙間を作らないことがポイントです。

 

ここで甘い養生をすると、後々トラブルになります。

 

 

袋の中に噴霧器の先端がある。飛散防止剤を散布して湿潤化中。

次に、バッグの袖口から薬剤(湿潤剤)をスプレーガンで散布して、保温材を湿らせます。

 

これがアスベスト飛散を元から断つための、基本にして最も重要な工程です。

 

現場担当者の方いわく「ここを手抜きする業者もいるという話も聞きますが、私たちは絶対に省略しません。」とのこと

 

 

バッグ内での除去作業

 

グローブバッグに手を差し込んだ作業員が手作業で保温剤をはがしている

保温材が十分に湿ったら、バッグの外側から一体になっているグローブ(手袋)に手を入れて、手作業で慎重に保温材を剥がしていきます。

 

 

グローブバッグに手を差し込んだ作業員がブラシを使って配管を磨いている

剥がすだけでは完全に落ちないので、ブラシとタワシを使って磨きながら残さず落としていきます。

 

 

軍手と防護服を身につけた作業員が左手でグローブバッグの中にある真空掃除機をつかんで、中を真空状態にしている

バッグを外す前に、内部を真空掃除機で吸引します。

 

この作業、けっこう神経を使うんです。急いで雑にやると、バッグを破いてしまうこともありますから。

 

 

廃棄物処理と残留確認

 

除去したアスベスト含有保温材は、その場でグローブバッグの底に集められて、密閉されます。

 

バッグを配管から取り外したら、廃棄物を専用の黄色い袋に入れます。

 

防護服にを着た作業員が配管から外したグローブバッグを黄色のアスベスト専用袋に梱包している

これがいわゆる「一次梱包」です。

 

 

防護服を着た作業員が、アスベスト専用の黄色の袋を透明な袋で二重梱包している

さらに私たちエイキでは、万が一の破袋を防ぐために、この黄色い袋をさらに透明な厚手の袋で覆う「二重梱包」を徹底しています。

 

 

トラックの中に除去済みアスベスト袋が6個以上積まれている

梱包が完了した廃棄物は、専用のトラックへ積み込んで、最終処分場まで安全に搬出します。

 

搬出車両も、アスベストが露出しないよう厳重に管理しています。ここまでやるのは過剰かもしれませんが、「万が一」をなくすためには必要なことだと考えています。

 

 

富山のアスベスト対策は、地域密着のエイキにお任せください

 

大掛かりな隔離養生をせずに、ここまで安全かつ確実に除去できる「グローブバッグ工法」ですが、この工法も専用の機材と、プラントの特殊な環境を熟知した有資格者の技術がなければ成立しません。

 

適当にやって済む作業ではないんです。

 

私たち株式会社エイキは、富山県を拠点とする地域密着の解体・アスベスト専門業者です。

 

化学プラントや工場の現場監督様が抱える「工期」「コスト」「安全管理」の悩みを、豊富な経験と最新の工法で解決してきました。

 

・有資格者が多数在籍

 

・届出・報告までワンストップ対応

 

・安全・丁寧・書類も完全対応

 

これらは、私たちがこれまで数多くの現場監督様から選ばれてきた理由の一部です。

 

野外施設や複雑な設備のアスベスト処理でお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

 

現地調査からお見積もりまで、誠心誠意対応させていただきます。法令遵守と安全確実な施工で、あなたの現場をサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

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