現場ブログ
エアシャワーとは?石綿対策で重要なエアシャワーについて解説!
2026.10.7
こんにちは~!富山のアスベスト解体工事会社エイキ(EIKI Inc.)です!
アスベスト(石綿)除去工事現場では、除去対象が飛散性の高い建材だった場合、負圧隔離養生という作業場を外部から隔離する飛散対策を行います。
隔離という名の通り、作業場はシートで隙間なく密閉されて一つの独立した部屋となり、出入口もセキュリティゾーンと呼ばれる一か所のみ。
そして、このセキュリティゾーンの中には風で体に付着した粉じんを吹き飛ばすエアシャワーという機械が設置されています。
本日は、このエアシャワーについて詳しく解説していきたいと思います!
エアシャワーとは
エアシャワーとは、送風口から放出される風で衣服についた塵・ほこりを吹き飛ばす機械です。風速は機種によって異なりますが、約20~30m/sほど。
アスベスト除去工事では、作業場の入退場時に衣服へ付着したアスベスト繊維を吹き飛ばす為に使用されています。

アスベスト除去工事で用いられるエアシャワー。
全体は縦に長い長方形で、下部はフィルター・上部には4~8つのノズル(吹き出し口)があります。

ノズルが8つあるエアシャワー。
アスベスト除去工事以外では、一般的に食品工場・薬品工場といった衛生的な環境が求められる工場に設置されており、多くは部屋と一体になった大型のエアシャワーです。
しかし、現場が固定されている工場と異なり、その都度現場が変わるアスベスト除去工事では、上記の写真の通りどこでも設置でき、いつでも撤去できる持ち運びに対応したやや小さいエアシャワーが用いられます。
エアシャワーの仕組みと安全対策
エアシャワーは内部にあるファンで空気を吸い込み、ノズルから風を放出するという仕組みとなっています。
しかし、このまま運用するとアスベスト繊維を含んだ空気で風を発生させてしまい危険です。
なので、その対策として機械の下部には大きなほこり・粒子をキャッチするプレフィルターと、アスベスト繊維もキャッチする高性能なHEPAフィルターという、二層のフィルターが取り付けられています。

フィルターが装着されたエアシャワーのファンボックス。フィルターのおかげで、放出される風は不純物の無いきれいな風に。
実際の設置の様子
それでは、エアシャワーがセキュリティゾーンに設置されるまでの実際の流れをご紹介。
まず、運搬時のエアシャワーは以下のような状態です。

ば・・・ばらばら・・・!
何と、分割されています。
実は、持ち運び可能といっても全体の重さは30kgをゆうに超える為、そのまま運ぶのは少し大変。
持ち運び可能なエアシャワーは運搬前に予め2~3つのユニットに分割し、それを現場で組み立てる形となっているのです。

ファンボックス(フィルター部)を下にし、吹き出しボックス(ノズル部)を上から積み重ねて合体!

ユニット接続部は金具でしっかり固定。
なお、キャスターが付いている物もあります。

キャスター付きエアシャワー。押すだけで楽々移動。
次にセキュリティゾーンへの設置です。
セキュリティゾーンには更衣室・洗身室・前室の3つの部屋があり、エアシャワーは中央の洗身室に設置していきます。

セキュリティゾーンの外観。3つの連結した部屋がパイプとシートで作られています。

セキュリティゾーンの洗身室に設置されたエアシャワー。

設置後に外から見た状態。
設置後、電源を入れると人感センサーが起動し、人が入る度に自動で風の放出が行われます。
こうしてエアシャワーは、除去工事が完了するまで作業員をアスベスト繊維から守ります!
アスベスト除去工事はエイキにお任せ!
本日は、アスベスト除去工事におけるエアシャワーについて解説させていただきました。
作業場で付着したアスベスト繊維をきれいな風で吹き飛ばし、外部へアスベストを飛散させないようにする最後の砦「エアシャワー」。
各メーカーの工夫によって、楽々持ち運べるようになっているエアシャワーは、アスベスト除去工事ではとてもありがたい存在です。
富山・石川・福井を中心に活動するエイキでは、エアシャワーをしっかりと活用し、アスベスト除去工事に取り組んでいきます。
アスベスト除去工事はエイキにお任せください。(ご相談は無料です。)
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