【解説】アスベスト除去工事現場から伸びるホースの正体とは?

こんにちは~!富山のアスベスト解体工事会社エイキ(EIKI Inc.)です!

 

アスベスト(石綿)除去工事が行われている現場の外を見てみると、現場の中からホースが貫通する形で伸びてきているのを確認できます。

 

建物の壁から外へと伸びている二本の排気ダクト。

現場の外から伸びる直径50cm程のホース。現場内の空気を排気しているように見えますが・・・?

 

 

「もしかすると、このホースからアスベストが飛散しているのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですがご安心ください。こちらのホースからアスベストが飛散する事はなく、むしろアスベストを始めとした不純物が取り除かれたきれいな空気が流れています。

 

 

それでは何故、除去現場内からきれいな空気が流れているのでしょうか?

 

本日は、除去現場から伸びるホースについて解説していきたいと思います!

 

 

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アスベスト除去工事中のホースの正体とは?

 

除去現場から伸びているこのホースは「排気ダクト」と呼ばれる排気装置です。

 

現場内には負圧除じん装置という空気を吸引する機械があり、この機械の排気口にダクトが繋がっています。

 

フィルターが装着された負圧除じん装置。

負圧除じん装置(前面)。前面にはフィルターが取り付けられており、ここから空気を吸引。

 

 

前面から吸い込まれた空気はフィルターによって清浄化され、裏面の排気口から排気されます。

 

負圧除じん装置の裏面。

負圧除じん装置(裏面)。中心には丸い排気口が。

 

 

そして、裏面から排気された清浄な空気はそのまま排気口に連結されているダクトを通って外へ。

 

負圧除じん装置の裏面から排気ダクトが伸びている。

ダクトと連結した負圧除じん装置。

 

以上の事から、外から伸びるホースの正体は、負圧除じん装置が吸い込み清浄化した空気を外へ運ぶ為の排気ダクトでした。

 

 

負圧除じん装置で空気を吸い込む理由

 

しかしながら何故、負圧除じん装置で空気を吸い込む必要があるのでしょうか?

 

それは、現場内の気圧をこの機械で負圧にする事で、気流を外→現場にする為です。

 

 

吹き付けアスベストや、アスベスト保温材といった飛散性が著しく高いアスベスト建材は、外部へアスベストが飛散するのを防ぐ為に負圧隔離養生という飛散対策が行われています。

 

負圧隔離養生は除去現場内をシートで外部から隔離し、負圧の状態にしてアスベストが現場の外へ飛散しないようにする措置です。

 

 

現場内を負圧にして気流を外から現場へ流れるように調整すると、アスベスト繊維が外へ飛散できなくなり、飛散防止へと繋がります。

 

しかし、この気流を維持する為には現場内の空気を吸い込み続け、負圧の状態を保たなければなりません。

 

ですが、現場内の空気はアスベストを含む為、そのまま外へ排気するのはとても危険です。

 

 

そこで、負圧除じん装置が吸引+フィルターによる清浄化を行い、排気ダクトがその空気を外へ排気する事でアスベストの飛散を抑えつつ、負圧の状態を維持する事が可能となります。

 

 

負圧除じん装置についての解説はこちら↓

【解説】気流でアスベストの流出を防ぐ!負圧除じん装置とは?〔富山のアスベスト除去会社ブログ〕

 

 

排気ダクトの設置の流れ

 

それでは最後に、排気ダクトが除去工事現場へと設置される流れをご紹介。

 

 

まずは、負圧除じん装置の排気口へ排気ダクトを接続していきます。

 

負圧除じん装置の排気口は少し出っ張っているので、その出っ張り部分に排気ダクトを被せ、養生テープで張り付けます。

 

作業員が、負圧除じん装置の裏面の排気口に排気ダクトを接続し、テープを貼っている。

排気ダクトを負圧除じん装置に接続している様子。

 

 

なお、排気ダクトはとても薄いので、簡単に折れ曲がったり、破れたりして正常に負圧が機能しない恐れもないとは言い切れません。

 

その為、曲げ・破れが起こると思われる部分はアルミ製・PET製といった硬く変形しにくいダクトを使用して補強します。

 

負圧除じん装置から伸びるPET製の排気ダクトが隔離養生と外の間に設置されている。

PET製の排気ダクトを負圧除じん装置の排気口に接続した状態。

 

 

また、排気ダクトの先端(排気口)も風でなびいたり、ばたついたりする恐れがあるので、先端にもアルミ又はPET製のダクトを接続します。

 

外の排気ダクトの先端にPET製のダクトが接続されている。

排気ダクトの先端に接続されているPETダクト。

 

 

排気ダクトの設置を終えたら、隙間の有無・テープの剥がれ等をチェックし、問題なければ完了です。

 

負圧除じん装置と排気ダクトが、接続されているか確認する作業員。

負圧除じん装置と排気ダクトの接続部を確認!

 

 

排気ダクトの貫通孔の周りが、テープで隙間なく貼られているか確認する作業員。

隔離シートの貫通孔の周りも、テープで隙間なく貼られているか確認!

 

 

飛散を防いで近隣住民の皆様が安心して暮らせるように

 

今回は、アスベスト除去工事現場から伸びるホースの正体について解説させていただきました。

 

 

もしもアスベスト除去工事が周辺で行われていた場合「アスベストがこちらに飛散するのでは」と懸念される方もいらっしゃるかもしれません。

 

私達アスベスト除去会社は、近隣住民の皆様が工事中も、そして工事後も安心して暮らせるよう、アスベストを飛散させずに除去いたします。

 

 

富山・石川・福井でのアスベスト除去工事は、エイキにお任せください!

 

 

 

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