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自動車にもアスベストが?アスベスト含有摩擦材を徹底解説〔富山のアスベスト除去会社ブログ〕
2026.2.2
こんにちは~!富山のアスベスト解体工事会社エイキ(EIKI Inc.)です!
現在は全面禁止となっているアスベスト(石綿)。
アスベスト製品は建材に多いですが、実は過去にも自動車の摩擦材・ガスケット・パッキン・断熱材といった部品に使用されていました。
今回は、その中で摩擦材についてをピックアップし、解説していきたいと思います!
アスベストが使用されていた自動車の摩擦材とは?
摩擦材はその名の通り、摩擦を起こす為の車の部品です。
動いている物体の力を他の物体に伝達したり、逆に動いている物体を止めるといった制動の役割を担います。
摩擦を起こすという役割上、摩擦材には衝撃や熱に耐える耐久性が求められますので、耐久性の高いアスベストが原料として過去には選ばれていました。
摩擦材は固められている状態の為、非飛散性アスベストに分類されます。
ただし、非飛散性のアスベストも必ず飛散しないとは限らないので、注意が必要です。
車に使用されていたアスベスト含有摩擦材は、主にクラッチフェーシング・ブレーキパッド・ブレーキライニングです。
この三点について、以下に解説していきたいと思います。
1.クラッチフェーシング
クラッチフェーシングは、車のスピード調整に関係するクラッチという部分の摩擦材として内部に組み込まれています。
自動車のスピード調整は内部の変速機(トランスミッション)が、エンジンから得た力で行います。
しかし変速機がエンジンから力を得るには、クラッチを仲介しなければなりません。(エンジン→クラッチ→変速機というイメージ。)
その仲介役のクラッチを機能させるのに必要な部品が、このクラッチフェーシングという摩擦材となります。

矢印のドーナツ型の物がクラッチフェーシング。
2.ブレーキパッド
ブレーキパッドは、フットブレーキ部に取り付けるパッド型の摩擦材です。
自動車におけるフットブレーキ構造はディスクブレーキタイプとドラムブレーキタイプ(後述)があり、ブレーキパッドはディスクブレーキに取り付けられています。
このディスクブレーキに取り付けられたパッドが車輪の両側面をブレーキパッドで挟んで摩擦を発生させ、回転を止めさせる事で足によるブレーキが可能となるのです。

車輪に取り付けられたディスクブレーキ。ディスクキャリパーと呼ばれる部品の中にブレーキパッドが組み込まれています。
3.ブレーキライニング
ブレーキライニングは、ドラムブレーキに用いられる摩擦材です。
車輪に取り付けられたドラムの中には”( )”のような形をした2対のブレーキライニングが収まっており、フットブレーキが作動するとこれが外側に向かって広がり摩擦が発生。
ライニングに押さえつけられたドラムの外周は回転が止まり、制止します。

車輪に取り付けられたドラムブレーキとその内部。2対のライニングが組み込まれています。
摩擦材はいつ頃まで使用されていた?
アスベスト含有摩擦材は、2004年10月に製造・輸入・譲渡・使用が禁止されました。
その為、2004年以降の自動車にアスベスト含有摩擦材が使用されている事はありません。
なお、2004年の規制に先駆けて、各自動車メーカーではアスベスト部品の代替化を目標とした自主規制が1989年~1996年の間に進められていました。(摩擦材の製造自体は規制直前まで続けられています。)
まとめ
今回は、自動車の摩擦材に使用されていたアスベストについて解説させていただきました。
アスベストは建材に多く使用されていましたが、自動車等の部品にも使用されていた歴史があります。
2004年に摩擦材が、2006年にはアスベストが全面的に禁止された為、少なくとも2006年以降製造の自動車にアスベストはありません。
しかし、それ以前の自動車にはアスベスト部品が組み込まれている可能性があるので、注意が必要です。
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