事例紹介
富山県内を中心とした北陸近郊エリアでのアスベスト除去解体工事を専門としている株式会社エイキ（EIKI Inc.）です。
「アスベスト（石綿）」と聞くと、多くの人が建物の天井や壁を思い浮かべるかもしれません。
でも実は、危険はそんな身近な場所だけではないんです。
以前、私たちも富山県内のある工場で、まさに「隠れた危険」と対峙してきました。
今回はその現場から、プラントや工場設備のアスベスト除去で活躍する「グローブバッグ工法」について、現場の写真と共にお話ししたいと思います。
★富山の株式会社エイキはアスベスト（石綿）を吸わず漏らさずを徹底します！お気軽にご相談を！
★様々な種類のアスベスト除去工事を紹介しております
解体の主役じゃない？設備に残されたアスベストという課題
今回の現場は、長年稼働してきた工場の設備解体に伴うアスベスト除去工事。
建屋そのものだけでなく、大きなタンクや、それにつながる複雑な配管の保温材として、アスベストが使われていました。
こういう現場で一番頭を悩ませるのが、「どうやって安全に、そして効率的に除去するか」という点なのですが、数あるアスベスト除去工法の中でも最適な方法があります。
★日本の老朽化問題解決を使命として…、株式会社エイキは様々な事業を展開中！
現場の様子から見るグローブバッグ工法の手順
そこで今回、メインの工法として採用したのが「グローブバッグ工法」です。
言葉だけ聞くと、なんだか可愛らしい響きですが、その実力は本物。非常に優れたアスベスト除去技術なんです。
この写真を見てみてください。
タンク全体を袋で包む
アスベストが使われているバルブや配管部分を、手袋（グローブ）が一体になった透明な袋（バッグ）ですっぽりと覆っているのが分かりますか？
これが「グローブバッグ」です。作業員は、このバッグの外から手袋部分に腕を入れ、内部でアスベストが使われた保温材などを剥がしていきます。
白い部分から手を入れて、事前に袋の中に入れておいた道具でアスベスト（石綿）を除去
この工法のすごいところは、アスベストを完全に袋の中に閉じ込めたまま作業できる点にあります。
剥がしたアスベストは、袋の内部に設置した散水スプレーで湿らせて飛散を抑え、作業が終われば、アスベストごと袋を密閉して処分します。
少し見えづらいですが、アスベスト部分の除去が進んでいます。
外部にアスベストが漏れ出すリスクを最小限に抑えられる、非常に考え抜かれた方法なんですよ。
タンクの上部や、このように配管が入り組んだ場所でも、シートとテープを駆使して現場に合わせた隔離空間を作っていきます。
一つ一つの作業は地道ですが、この丁寧な養生こそが、安全な工事の心臓部だと言っても過言ではありません。
アスベストの除去後は袋ごと撤去
なぜこの現場でグローブバッグ工法が最適だったのか
大規模なアスベスト除去では、作業区画全体を隔離する「レベル1」の厳重な隔離工法が基本です。
しかし、今回の富山の現場のように、除去対象が限定的で、周囲の設備を動かしながら作業を進める必要がある場合、グローブバッグ工法は絶大な効果を発揮します。
もちろん、どんな現場にも適用できる万能な工法ではありません。しかし、状況を的確に判断し、最適な工法を選択することが、私たち専門業者の使命だと考えています。
富山県内には、高度経済成長期を支えてきた工場やプラントが今も数多く稼働しています。
もし、「うちの工場のあの配管、もしかして…」と気になる箇所があれば、決して自己判断で触ったり壊したりせず、まずは富山の株式会社エイキにご相談ください！
-連絡先-
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[富山本社所在地]
〒930-0996
富山県富山市新庄本町3丁目1-13
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