

事例紹介
こんにちは!富山を中心に北陸近郊エリアで活動中の株式会社エイキ(EIKI Inc.)アスベスト事業部です。
アスベストに関する世間の声に耳を傾けて見ると、今でも時々、このようなお声を耳にすることがあります。
「アスベストの除去って、大きな工場や鉄骨のビルの話でしょ?」「うちは富山にある、ごく普通の木造住宅だから関係ないかな」
確かに、危険な吹付けアスベストは、大規模な建物の鉄骨に使われているイメージが強いですよね。
しかし、その「思い込み」が、思わぬ危険を見過ごす原因になるかもしれません。今回は、私たちが実際に手掛けた富山市内のとある木造住宅の解体現場から、「え、こんなところに!?」という実例をご紹介します。
★富山を拠点として、北陸をまたにかけて活動中です!アスベストの困り事、疑問点等何でもご相談を!
★様々なレベルのアスベスト除去工事をご紹介しております。是非ご参考に!
見慣れた住宅街に潜む、吹付けアスベスト
こちらが今回の現場となった、築年数の経った木造住宅です。
解体前の事前調査にて、家屋に併設された車庫スペースの天井に、アスベスト含有の吹付け材が使用されていることが判明しました。
写真の通り、天井の鉄板(デッキプレート)の裏に、綿のような素材が直接吹き付けられています。これが、アスベスト(石綿)を含んだ吹付け材です。
なぜ木造住宅の車庫にアスベストが?
「なぜ木造の家なのに、こんなものが?」と不思議に思うかもしれませんね。
実はこれ、決して珍しいケースではないんです。昔の住宅では、車庫や倉庫スペースの屋根や天井に、安価で施工しやすい波型の鉄板がよく使われました。
しかし、鉄板は夏場に熱を持ちやすく、また火災にも弱い。その対策として、断熱や耐火性能を高める目的で、鉄板の裏に直接アスベストを含んだ材料を吹き付けるという工事が、ごく一般的に行われていたのです。
住宅街だからこそ、厳重なアスベスト除去作業
住宅街の真ん中での工事だからこそ、アスベストの繊維を絶対に外部に漏らさない、徹底した安全管理が求められます。
まず、作業区画全体を、写真のように厚手のビニールシートで隙間なく覆い、完全に密閉された空間を作り出します。これを「隔離養生」と呼びます。
細い通路も余さず養生
出入り口には、空気が外に漏れないための前室(セキュリティーゾーン)を設けます。
さらに、内部には負圧除塵機という強力な空気清浄機のような機械を設置し、常に中の空気を吸い続けて、万が一にもアスベスト繊維が外部に漏れ出さないように万全の対策を講じます。
この装置は、多重フィルター式になっているので、アスベスト粉じんを確実に抑えてくれます。
除去完了後。安全な状態へ
そしてこちらが、除去作業が完了した後の天井の様子です。
あれだけあった吹付け材は跡形もなくなり、きれいな鉄骨と鉄板の状態に戻りました。
狭い個所のアスベストも残さずに除去しています。
この後、空気中にアスベスト繊維が残っていないかを測定し、安全が確認されて初めて、この厳重な養生を撤去することができます。
今回の富山の事例のように、「うちは木造だから」という思い込みは禁物です。
特に、後から増築した車庫や倉庫、あるいは古い駐車場の天井など、あなたの身近な場所にもアスベストは潜んでいるかもしれません。
解体やリフォームの前には、法律で定められた専門家による事前調査が不可欠です。「もしかして…」と少しでも不安に感じたら、ぜひ一度富山の株式会社エイキにご相談を!
私たちは、日本の建物老朽化問題解決を使命とし、常にお客様の「困ったに」寄り添える企業を目指しています!
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富山県富山市新庄本町3丁目1-13
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