不動産ミニ知識 3 ~駅から徒歩5分の距離って?~
こんにちは。
気温が上がったり下がったり、強い雨が降ったりやんだりと
不安定な気候ですね。
夏バテなさっていませんか?
夏バテ防止には、なんといってもウナギです。
とは言っても、あまりにも高価すぎますね、、、、、、。
駅から徒歩〇分って、距離にしてどれくらいか?
今回は、不動産広告に必ず出てくる
「最寄駅から徒歩〇分」
という表現についてご案内します。
「駅近! 最寄駅から〇分」
「買い物便利! 大型スーパーまで徒歩〇分」
という広告をよくご覧になると思います。
この「〇分」というのは、足の速い遅いに関係なく
規則で距離が決まっています。
大原則は、「1分=80m」です。
オリンピックの短距離陸上選手ならば
1分で500mは走れそうですね。
例えば、先日の世界陸上に出場したジャマイカのボルト選手でしたら
100mを9.95秒で走りますから
1分で500mという計算もイメージしやすいかもしれません。
でも、世の中にどんなに足が速い人がいたとしても
不動産広告に載せるときは、「1分=80メートル」が決まりです。
このことは、「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」に定められています。
信号待ちは、どうなるの?坂道は平地よりも時間がかかるでしょ!
実は、不動産物件の時間と距離表示には
「1分=80m」以外にも細かな取り決めがあります。
・1分未満の秒数は切り上げて1分とする。
(例:徒歩10分という表記の場合⇒物件まで720m~800m)
・直線距離ではなく、道路沿いに測定した距離を表記する。
・駅は出入り口を起点として距離を測る。
・集合住宅は出入り口からの距離ではなく
目的地に一番近い集合住宅の敷地内を起点として距離を測る。
・信号機や踏切やエレベーターの待ち時間は、時間に含まない。
(開かずの踏切がある場合は注意が必要ですね。)
・坂道のために実際にかかる時間が平地より長くなったとしても、80mを1分と換算。
このような換算方法ですので、物件選びについては
実際に最寄り駅から歩いてみることをお勧めします。
1分=80mとした理由
1分を80mとして換算することが原則ですが
実際は1分あればもう少し距離をあるけそうですね。
ではなぜ、1分で80mと換算するようになったのでしょうか?
調べてみました。
「健康な女性がハイヒールのサンダルを履いて1分間歩いた距離の平均が約80mだった」。
これが起源のようです。
しかし、時代や道路事情や靴の形状によっても距離が変化しますから
どうも通説程度の正しさかなと思います。
人は1分でどれくらいの距離を進めるか?
不動産広告では「1分=80メートル」と書きましたが
1分あれば実際はもっと遠くまで勧めますね。
この辺りをチョッと調べてみました。
100メートルを9秒58で走るウサイン・ボルト氏が
そのスピードを1分間維持して走れるならば、1分で636m強を進めます。
「走るのは反則だ!」という方には、競歩のご案内をします。
競歩の世界記録は「3000メートル競歩10分47秒11。G・デ・ベネディチス氏」です。
1分で272m強を進めることになります。
なお、光は1分で17,987,547Km進むそうです。
地球と月の距離を38万Kmとすると
1分で地球と月を25往復できる距離です。
と、思います?????。
計算が怪しいですか?????。
間違っていたらすみません。
今までの投稿記事
不動産のご相談は、エイキFUDOSANまでお願いします。
エイキFUDOUSAN物件掲載情報はこちらをクリック!
スポンサーリンク
↓