こんにちは。
利用者です。
気温と気圧の変化が大きい季節となりました。
利用者が行っています分別作業は、屋根があるとはいうものの、室外の仕事です。
特にこの季節は、体調管理に気をつけて頑張っています。
さて、障がい者スポーツはパラリンピックや各大会によって認知が進みましたね。
他方、障がい者による文化芸術活動はこれから広がりをみせることと推測します。
今回は、文化芸術活動について、活動内容よりも「制度や法律」に絞って概略を記します。
・このブログは、内閣府が発行した「令和2年版 障害者白書(全体版)」を引用および参考にしました。
他のサイトを紹介
・厚生労働省サイトにも、全体像が記されています→障害者の芸術文化活動
・各イベント紹介サイト→障害者が発信する文化・アートの祭典
【目次】
1.障がい者による「文化芸術活動の推進に関する法律」及び「基本的な計画」について
2.障がい者の芸術文化活動支援拠点の全国への広がり
3.障害者芸術文化活動支援センター(支援センター)について
4.コラーレ富山が参加した障がい者芸術文化活動
5.富山就労継続支援A型事業所 コラーレ富山
1.障がい者による「文化芸術活動の推進に関する法律」及び「基本的な計画」について
まず「法律」ですが、
議員立法により「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」(平成30年法律第47号)が成立し、2018年6月に公布、施行されました。
法律の目的は、文化芸術活動を通じた障がい者の個性と、能力の発揮及び社会参加の促進を図ることだそうです。
次に「基本計画」ですが、
関係省庁による障害者文化芸術活動推進会議や、文化芸術及び福祉関係者等を委員とする「障害者文化芸術活動推進有識者会議」の議論等を経て、2019年3月に「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本的な計画」を公表しました。
基本的な計画としては、
・2019年度~2022年度までを対象期間として、鑑賞・創造機会の拡大や作品等の発表機会の確保。
・障害のある人による、文化芸術活動の充実に向けた各種取組を実施。
・地方においても計画が策定され、それに基づく取組が推進されるよう支援する。
2.障がい者の芸術文化活動支援拠点の全国への広がり
厚生労働省では、障害のある人の自立と社会参加を促進する観点から、芸術文化活動の振興を図っています。
2017年度からは、地域の障害のある人の芸術文化活動の支援拠点となる「障害者芸術文化活動支援センター(支援センター)」を全国に整備しました。
この支援センターを拠点として「障害者芸術文化活動普及支援事業」を実施しており、2019年度は30の都道府県で事業に取り組んでいます。
「障害者芸術文化活動支援センター(支援センター)」は、それぞれの地域の現状を把握し、芸術活動に関する相談支援、必要とされる人材育成、多分野の関係者とのネットワークづくりなどを行っています。
この取組を通じて、障害のある人を中心に、家族、支援者、住民、福祉団体、文化団体、教育機関などがつながり、地域に新たな活力が生まれ、誰もがお互いを尊重し合う豊かな地域社会の基盤が生まれている(とのことです)。
全国各地で、様々な障害のある人が、美術、音楽、演劇、舞踊などの多様な芸術文化に参加できる環境づくりを進めている(とのことです)。
今後、全都道府県にこの仕組が広がるよう取り組んでいく(とのことです)。
(語尾に「とのことです」と加筆しました理由は、現在進行中であるからです。今後が楽しみです)
3.障害者芸術文化活動支援センター(支援センター)について
障害がいの芸術文化活動に対して、より身近な拠点で支援が受けられるよう47都道府県に支援センター設置を目指しています。
また、支援センターが設置されていない地域の方や支援センターをサポートするため「ブロック」、「全国」という活動エリアを設け、各エリアに広域センターと連携事務局を設置しています。
支援センターへのリンク
→富山県の支援センター専用サイト(特定非営利活動法人 障害者アート支援工房ココペリ)
4.コラーレ富山が参加した障がい者芸術文化活動
コラーレ富山も前述の富山県の支援センター「障害者アート支援工房ココペリ」の催しに参加しています。
以下は、過去ブログへのリンクです。
→「再生アート」が展示されました 2020年3月26日
→「テレビ局がエイキソーシャルワーク(コラーレ富山)を取材」2020年9月9日
→コラーレ富山の「再生アート」がチューリップテレビさんで特集されます! 2020年9月28日
→「再生アート(廃棄物アート)」その20~箱アート:地域貢献と冬の新作~2020年12月4日
→(高岡市公式HP)「誰でも創作体験!まぜまぜ・わーくショップ~アール・ブリュット」に参加
各都道府県の美術館、イベント会場、商業施設において、障がい者による芸術文化活動の展示・発表会を見かけることが多くなりました。
今後の展開が楽しみです。
5.富山就労継続支援A型事業所 コラーレ富山
(法人名)
一般社団法人 eiki social work
(設立)
平成26年6月
(利用者数)
12名(令和2年4月末)
(事業所名)
就労継続支援A型事業所「コラーレ富山」
(事業所番号)
1610101550
(利用定員)
20名
(事業内容)
福祉サービス業
障がい者自立支援法におけるA型事業所
(サービス内容)
産業廃棄物の分別・各種工具等のメンテナンス・PC関連など
(所在地)
〒930-0996 富山県富山市新庄本町3丁目1-13
(アクセス方法)
バス 向新庄口下車 徒歩3分
(電話番号)
076ー452ー3899
(FAX番号)
076ー452ー4025