こんにちは。
利用者です。
今日は、我々の仕事である「分別」の役割について記します。
まずは、解体から廃棄物処分までの通常の流れをご案内します
次の絵をご覧願います。
この絵には、不要となった家や工場を解体して、廃棄物を処分するまでの流れが描かれています。
(画像引用:産業廃棄物許可代行センター)
まずは、「(1)解体」からスタートです。
「(1)解体」で出ました廃棄物は、「(2)中間処理会社」に持ち込まれます。
「(2)中間処理会社」の役割は、次の二つです。
・廃棄物を「分別」して、リサイクル可能な物と不可能な物の2種類に分ける(素材ごとに細分も)。
・リサイクル不可能な物を圧縮したり焼却したり化学処理をして、容量を減らす。
そして、リサイクル可能な物はリサイクル業者に渡し、リサイクル不可能な物は「(3)最終処分会社」に渡します。
「(3)最終処分会社」は、「(2)中間処理会社」から持ち込まれた廃棄物を埋め立てなどによって処分します。
詳しくは、→「産業廃棄物の処理について」をクリック
エイキソーシャルワーク(カターレ富山)の「分別」の役割をご案内します。
次の絵をご覧願います。
最初に記しました絵と異なるのは、「(1)解体」から「(2)中間処理」の間に、我々が介在する点です。
コラーレ富山の設置会社である解体会社(有)エイキは、解体現場から出ました廃棄物を中間処理業者に持ち込む前に、まずは我々のヤードに持ち込みます。
このヤードで、本来ならば中間処理会社の役割である「分別」を行います。
(とは申しましても、解体現場で既分別回収した瓦や窓ガラスなどは、我々を通さず解体現場から中間処理会社に直接持ち込まれます。
また、廃棄物の容量を減らす作業はほとんど行わず、分別作業が中心です。例外→「発砲スチロール減容装置ってどんなの?」をクリック)
「分別」は廃棄物処理にとりまして必要不可欠な過程です。
もしも「分別」がなければ、リサイクル社会が成り立ちません。
日々は目先の作業に黙々と熱中するものの、「環境維持に役立つ仕事をしている」という自負心を忘れたくありません。
就労継続支援A型事業所 コラーレ富山
(法人名)
一般社団法人 eiki social work
(設立)
平成26年6月
(利用者数)
12名(令和2年4月末)
(事業所名)
就労継続支援A型事業所「コラーレ富山」
(事業所番号)
1610101550
(利用定員)
20名
(事業内容)
福祉サービス業
障がい者自立支援法におけるA型事業所
(サービス内容)
産業廃棄物の分別・各種工具等のメンテナンス・PC関連など
(所在地)
〒930-0996 富山県富山市新庄本町3丁目1-13
(アクセス方法)
バス 向新庄口下車 徒歩3分
(電話番号)
076ー452ー3899
(FAX番号)
076ー452ー4025