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文琳茶入の魅力 ~形の美しさ~
2025.12.27
こんにちは。株式会社エイキ リサイクル事業部です。
茶道具の中でも、茶入れはとりわけ奥深い存在です。
その中で「文琳(ぶんりん)茶入」は、静かな佇まいの中に確かな気品を宿し、多くの茶人を惹きつけてきました。
今回は、株式会社エイキ リサイクル事業部の視点から、文琳茶入の魅力について、少し肩の力を抜いて綴ってみたいと思います。
ころりとした形に宿る、用の美

文琳茶入の大きな特徴は、その丸みを帯びた胴体にあります。
果物の「林檎(りんご)」に姿が似ていることから名付けられたとも言われる文琳形は、手に取ったときの収まりがよく、眺めていてもどこか安心感があります。
華美な装飾があるわけではありません。
それでも、肩から胴にかけてのふくらみ、口縁の締まり具合、そして全体の重心の低さが、自然と視線を引き寄せます。
実用のために生まれた形が、結果として美しさを備えている――まさに茶の湯が大切にしてきた「用の美」が、そこにはあります。
釉薬の景色が語る、唯一無二の表情

文琳茶入を語る上で欠かせないのが、釉薬の景色です。
黒釉や飴釉、褐色がかった釉調の中に、流れや溜まり、焼成による偶然の変化が現れます。
今回ご紹介する文琳茶入も、深みのある黒釉の中に、肩口からとろりと垂れた釉の景色が印象的です。
同じ意匠を狙っても、窯の中では二つとして同じ表情は生まれません。
その不確かさ、思い通りにならなさこそが、焼き物の面白さであり、長く愛される理由でもあります。
茶入れは「包まれて」完成する

文琳茶入の魅力は、本体だけにとどまりません。仕覆(しふく)や桐箱といった付属品も含めて、一つの世界観が形づくられます。
仕覆の裂地は、金襴や緞子など格調あるものが用いられ、茶入れをそっと包み込みます。
紐を解き、仕覆を外す所作そのものが、すでに一つの見せ場となります。
また、箱書きのある桐箱は、その茶入れがどのように扱われ、受け継がれてきたのかを物語る大切な手がかりです。
リサイクル・リユースの現場にいると、こうした「背景」を含めて道具を見ることの大切さを、改めて感じさせられます。
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時代を超えて、今に残る理由

文琳茶入は、決して派手な存在ではありません。
それでも、数百年にわたり人の手から手へと受け継がれてきました。
その理由は、流行に左右されない普遍性にあるのではないでしょうか。
どの時代に置いても、静かで、控えめで、しかし確かな存在感がある。
現代の住空間においても、床の間はもちろん、棚の一角に置くだけで空気が引き締まるような力を持っています。
リサイクル事業部から見た、文琳茶入れ
株式会社エイキ リサイクル事業部では、こうした茶道具を単なる「中古品」としてではなく、「次の持ち主へと橋渡しする文化財」として扱っています。
使われなくなった茶入れにも、必ず理由があります。
しかし、その価値が失われたわけではありません。むしろ、時を経たからこそ滲み出る味わいがあり、新たな出会いを待っているのです。
文琳茶入れのように、静かに語りかけてくる道具ほど、再び誰かの手に渡ったとき、本来の輝きを取り戻します。
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