2025.03.07
駐車場の外壁にあるアスベスト塗材の除去事例をご紹介！
こんにちは～！富山のアスベスト解体工事会社エイキ（EIKI Inc.）です！
丈夫な素材であるアスベスト(石綿)は細かな繊維が飛散しやすく、それによって人の肺に有害な影響を及ぼす事が発覚して以降、新規での使用・製造が禁止されました。
アスベストの飛散性には1～3までのレベルがあり、1が最も高く、3が最も低いです。
本日は、飛散レベル3のアスベスト製品であるアスベスト含有仕上塗材の除去事例をご紹介していきたいと思います！
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工事前現場
本日の現場は、こちらのオフィスビル一階のインナー駐車場です。除去対象となるのは、駐車場内の外壁に塗装された仕上塗材となります。
“アスベスト含有仕上塗材(以下、アスベスト塗材)”はその名の通り、仕上塗材にアスベストを含ませた物です。
アスベストが持つ性能を活かして、塗材の液だれ・ひび割れを防止する為に製造されていました。
工事開始-隔離養生
それでは、工事を始めていきましょう。
まずは駐車場の入口に、隔離養生する為の骨組みを組み立てていきます。
鉄棒を垂直・水平に組んで骨組みを作る。
除去作業の為、窓の格子も取り外します。
骨組みを作成したら、防音シートを外側に貼り、内側にはプラスチックシート(養生シート)を塗材以外の部分に貼ります。
現場と外を繋ぐセキュリティーゾーンも作られました。
こうして、現場内に密閉された部屋が作られ、隔離養生は完了！
隔離養生された現場。
除去作業
アスベスト塗材の除去にはグラインダーを使用します。
飛散防止剤を散布しつつ、グラインダーでアスベスト塗材を削り取っていきましょう。
アスベスト塗材を除去した外壁。
窓に貼り付けたシートは除去した塗材の粉で真っ白！
アスベスト塗材を全て除去したら、除去した塗材の粉じんを集めて廃棄袋に入れます。
アスベスト塗材が入った廃棄袋。
仕上げに、飛散防止剤を再度散布し、シートを全て撤去。
シートを全て剥がした状態。シートで保護されていた為、窓・ドア等の非アスベスト部分にアスベストの付着はありません。
そして隔離養生の骨組みも撤去したら、アスベスト除去工事は全て完了です！
最後に、除去前後の比較をしてみたいと思います。
アスベスト塗材 除去前後比較
今回は富山のオフィスビルのアスベスト塗材の除去事例をご紹介させていただきました。
富山の解体工事会社エイキでは、解体工事・アスベスト除去工事を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
富山の解体工事・アスベストにお困りのお客様のニーズを考え、どのような工事でもご満足いただけるよう尽力いたします。
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