2024.07.19
アスベストは外壁塗材にも使用される?
こんにちは!富山市の株式会社エイキ(EIKI Inc.)です!
アスベストは過去から様々な物に使用されてきましたが、その中でも少し特殊なのが外壁の塗材です。
塗材として使用されたアスベストはどのように除去するのか?そもそも何故塗材として使用されたのか?今回は、そんなアスベスト外壁ついて解説させていただきます。
外壁とアスベスト
アスベストが過去、耐火性や防音性を買われて建材に含有される形で使用されていたという話は、弊社ブログ記事でも何度かさせていただきましたが、同じ理由で外壁の塗材としても頻繁に使用されていました。
20年以上前に製造されたアスベストが現代で解体工事を行う予定の古い建物内から発見されることもあり、アスベスト対策を行わず解体をしてしまうとアスベスト粉塵が飛散する恐れがあることから、アスベスト含む外壁塗材が発見された場合、アスベスト除去工事が行われます。
アスベスト外壁塗材除去の施工事例
では、過去工事の写真を元にアスベスト外壁塗料除去の施工事例を紹介します。
冬の現場でしたので、雪が積もっています。ではシートの中がどうなっているのか見ていきましょう。
シート内の様子です。外壁のアスベストを除去するために作業用の足場も組んでいます。
隔離養生可能な場所は全て養生します。アスベストを漏らさないための重要な作業です。
高所での作業なので落下事故にも注意です
こちらが外壁です。一見普通の外壁と変わりないですがアスベストが含有されています。
素人目に判断できるものではないので、築年数からの計算や調査資格を持った専門家の目視による判別、そしてサンプリングからの調査により明確にアスベストであるかどうか判定をします。
では表面の塗材をどのように除去するのかというと、剥離剤という塗装材を軟化させることが出来る薬品を使用して表面を軟化させた後、エアサンダーと呼ばれる研磨用の工具を使用して外壁を研磨することでアスベスト含有個所を削り落とします。
この写真の色が変わっている部分が、エアサンダーによって削られた個所です。
除去部分をアップで、エアサンダーは円形なので研摩跡をよく見るとその形に削れています。
なお、エアサンダーと似た工具でディスクグラインダーというものがあります。
どちらもアスベスト除去工事に使用されますが、エアサンダーが円形のサンドペーパーを高速回転させて削ることに対して、ディスクグラインダーは円形の砥石を回転させます。
ディスクグラインダーは砥石を付け替えることで物を切断することも可能ですが、エアサンダーはあくまで削ることに特化しているので、切断には向いていない等の違いがあります。
アスベスト含有個所を削っただけで終わりではなく、現場にアスベストの飛散を抑制する薬剤を撒きます。
アスベストを含む廃材は、粉塵飛散の危険からそのままトラックの荷台に乗せて運搬してはいけないので、全て専用の袋の中へ詰めます。
袋が破けたときのために二重梱包を行い回収します!これにて工事完了です!
富山市の株式会社エイキでは、建材や塗材等種類を問わずアスベスト除去と解体工事が可能です!
古い建物の解体工事や改修時に緊急でアスベスト除去工事が必要になることもありますので、お困りの方は富山市の株式会社エイキにご相談ください!
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