2023.10.13
大きな丸い穴を空けるコアドリルとは?使用した例もご紹介!
こんにちは~!富山市の解体工事専門店のエイキです!
工事現場で使うドリルには、振動ドリルやハンマードリルといった電動工具があげられますが、中にはとても大きい穴を空けられるドリルが存在します。
そこで今回はコンクリートに大きな穴を空けられるドリル、コアドリルについてご紹介していきたいと思います。
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コアドリルとは
コアドリルとは、大きな円筒状のドリルを回転させてコンクリートに穴を空ける機械です。
先が尖った一般的なドリルとは異なり、コアドリルは中心が空洞になっている円筒状のビット*¹で、ダイヤモンド砥粒を含んだ凹凸のある刃が取り付けられています。
*¹ビット―ドリルの先端・刃先の事。ドリルビットとも。
コアドリルビットのイメージ。ドリルとしては変わった形状ですが、これが綺麗な丸い穴を空けるために必要な形となっているようですね。
このようにビットの中心が空洞になっている為、作業後は円柱状のコンクリートガラがごろんと出てきます。
コアドリルでくり抜いた基礎コンクリート。
くり抜いた基礎コンクリートから出てきたコンクリートガラ。綺麗な円柱状になっています。
二種類のコアドリル
コアドリルには刃先に水を送ってコンクリートをくり抜く湿式と、水を使わない乾式の物があります。
湿式は水によって粉じんや刃先の消耗を抑えられる反面、水の準備や泥水処理が必要になります。
乾式は水や泥水処理の必要がなく手軽に作業を行えますが、粉じんが発生し、刃先も湿式に比べて消耗しやすく、くり抜くのに時間がかかります。
コアドリルの用途
コアドリルは「ダイヤモンドコア穿孔」「コア抜き」「コアボーリング」等と呼ばれる、硬いコンクリートに穴を空ける工事で使用されます。
建物の基礎や壁に配管を通したい、ガードレールの支柱を地面に差し込む為の穴が必要・・・等々、丸い穴が必要な時、コアドリルが活躍します。
建築以外でも橋梁工事という大きな工事でも使われる事があり、建築・土木様々な分野で活躍しているようです。
また、対象を円柱にくり抜けるので、コンクリートのサンプルを採取する際にも活躍します。
コアドリルを使った施工事例
実際にエイキが行ったコアドリルの施工事例をご紹介します。
今回は基礎コンクリートに穴を空ける為、コアドリルを使用しました。
まずは穴を空ける箇所にバツ印を付けます。
なお、穴を空ける箇所はどこでも自由、というわけではありません。
基礎コンクリートの内部には鉄筋が埋め込まれているので、もしも鉄筋のある箇所にドリルを通すと鉄筋が傷ついてしまう恐れがあるのです。
その為、作業をする際は事前に鉄筋が入っていない箇所を調べる必要があります。
次はコアドリルを固定する為の準備です。
バツ印から少し離れた所にドリル(コアドリルとは別のドリル)でネジ穴となる小さな穴を空け、固定器具を取り付けます。
固定器具を取り付けました。
固定器具は先程作ったネジ穴にアンカーボルトをはめ込み、更に四つのボルトを四辺に締めて固定されています。
固定する準備が整ったら、本体を合体させていきましょう。
本体と固定器具を合体させ、立派なコアドリルへと変身!
本体から伸びている二つの線は給水用のホースと電源コードです。
それでは早速穴を空けていきましょう。
作業中・・・。
ハンドルをゆっくりと回し、高速回転するビットを少しずつ前へ前へと移動させます。
向こうまで貫通した事を確認したら、ビットを後ろへ戻します。
基礎コンクリートに丸い穴が空きましたね!
まとめ
今回はコアドリルをご紹介させていただきました。
コアドリルはコンクリートに綺麗な丸い穴を空けられる機械です。
配管を通す為の穴、支柱をはめ込む為の穴、コンクリートのサンプル採取等、様々な場所で活用されています。
パワーと耐久に長けた湿式と機動性に長けた乾式、二つの種類にはどちらにも長所短所があるので状況によって使い分けていくのも良いでしょう。
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