ダンプカーのスリップを防ぐ鋼のマット、ロードマットとは?

こんにちは~!富山市の解体工事専門店のエイキです!

 

解体工事では、解体廃棄物を運ぶために大型のダンプカーが必要になります。

しかし、稀にぬかるみや雪などの関係で工事現場にダンプカーが入れない場合も・・・。

そのような時は、ダンプカーが通れるように道を作らなければなりません。

 

今回は不安定な道の走行も可能にするロードマットについて解説していきたいと思います。

 

 

ロードマットとは

ロードマットとは、ぬかるみや雪道等の地面が不安定な場所を、車が安定して進めるようにする鋼製の敷物のことをいいます。

外枠の中の格子が滑り止めの役割を果たしているため、雨・雪の滑りやすい天候にも強く、またダンプカーの重さにも耐える頑丈さを持っています。

その反面、重量は400kgを優に超えるので取り扱いは慎重にしなければなりません。

 

ぬかるみに敷かれたロードマット。

 

 

ロードマットの特長

 

特長その1 滑り止めによるスリップ防止

ロードマットは外枠の中の格子が滑り止めの役割を果たし、スリップを防止します。

更に格子の役割はこれだけではありません。

なんと、地面の土を食い込ませ、ロードマット自身がずれないようにする効果もあるのです。

まさに一石二鳥な構造ですね!

 

特長その2 タイヤについた泥を落とす

格子は滑り止め以外にも利点があります。

それはタイヤの泥を落とすこと。

格子によって凸凹とした表面がタイヤに付着した泥を落としてくれるのです。

もしかして一石三鳥?

 

特長その3 設置が容易で時間を取らない

軟弱地盤である場合、砕石の撤去作業とそれに伴う時間が必要になります。

しかし、ロードマットはそれらの作業をほとんど必要とせず、設置自体も短時間でできるので工期の短縮が可能です。

 

 

ロードマットの使用例

富山市を中心に活動する解体工事専門店のエイキでもロードマットを使用することがあります。

以下に、実際に使用した現場をご紹介!

 

使用例その1

 

こちらは内装解体の時に使用した例です。

現場は写真中央付近の作業員の前に建っている家ですが、ダンプカーが現場へ行くには正面のぬかるんだ地を通らなければなりません。

そこで・・・、

 

バン!

ロードマットを引いて即席の渡り道を作成。

これでぬかるみにタイヤが浸かる心配はなくなりました。

 

家の裏から撮影した写真です。

少し見え辛いですが、ロードマットの上をダンプカーがバックで通っています。

 

使用例その2

 

こちらの現場も同じく内装解体の際に使用した例です。

写真の坂道にダンプカーを入れるため、ロードマットを敷きます。

 

ロードマットを敷いて、ダンプカー入場。

滑り止めのおかげで坂道でも難なく動け、タイヤに土が付いてしまうこともありません。

 

 

今回はロードマットについてご紹介させていただきました。

ロードマットはシンプルな形状ながら様々なメリットを持ち、ダンプカーの移動をサポートします。

普段目立つことは少ないかもしれませんが、地面が不安定な工事現場では欠かせない敷物です。

 

 

 

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