
2025.02.18
オフィスでアスベストを含んだ巾木の除去を行いました
こんにちは~!富山のアスベスト解体工事会社エイキ(EIKI Inc.)です!
アスベスト(石綿)製品には、飛散性の高さを表した飛散レベルがあり、1~3まで存在します。
1になる程飛散性が高く、一般的にレベル1~2は”飛散性”で、レベル3が”非飛散性”と呼ばれます。
レベル3が非飛散性と呼ばれている理由は、その多くがプラスチックや、セメント等と混ぜ固められている為。
ただし、損傷する事によってアスベストの繊維が飛散する可能性は十分考えられますので、法律に基づいた除去・処分が必要です。
そこで、本日はオフィスに使用されていたレベル3の非飛散性アスベストを除去する施工事例をご紹介します!
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工事前現場
こちらが除去工事を行う現場となります。
除去現場である3階建てのオフィス。
そして、今回除去を行うアスベストはオフィス内の“巾木(読み:はばき)“です。
早速、次の項でご紹介していきたいと思います。
巾木の除去
さて、巾木とは何ぞや?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
巾木とは・・・。
これのコト。
“巾木”とは、壁の下部と床の境目に取り付けられる建材です。”幅木”とも表記されます。
住宅・オフィス問わずほとんどの建物の壁にこの巾木が取り付けられており、主に壁を保護する役割があります。
巾木という名の通り、基本的に木材から作られていますが、ビニル等の樹脂で作られた巾木も少なくありません。
そして今回除去するのも、アスベストが練り込まれたビニル製の巾木となります。
壁がある所に巾木アリ。
除去する際は飛散防止剤を吹きかけ、剥がしていきます。
巾木を剥がすと、このような状態に。
他の部分も同様に剥がしていきましょう。
剥がす前。
剥がした後。
こうしてオフィス内の巾木を剥がしたら、アスベスト専用の廃棄袋に入れて除去工事は完了です!
かなりの量の巾木が除去できました。
今回はアスベストを含んだ巾木の除去をご紹介させていただきました。
アスベスト巾木は、確認されている中では1960年に製造が始まり、1966年を最後に製造終了しています。
なので、築年数が60年超えている建物(特にオフィス)には、アスベスト巾木が使用されているかもしれません。
今回の除去事例のように、もしも築60年以上のオフィスの解体・改修される際はアスベスト巾木の使用の有無をご確認ください。
私達エイキは、日本の老朽化問題(空き家・インフラ・都市)を解決する為、解体工事・アスベスト除去に取り組みます。
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