2024.09.13
アスベスト除去工事におけるレシプロソーの役割とは?
こんにちは~!富山市のアスベスト解体工事会社エイキ(EIKI Inc.)です!
木材・鉄等の硬い建材も切る事ができるレシプロソー。(電動のこぎり)
通常は設備工事または解体工事で使用される電動工具ですが、なんとアスベスト除去工事でも使用する場合があります。
そこで今回は、アスベスト除去工事におけるレシプロソーについて解説していきたいと思います!
レシプロソーとは?
レシプロソー
レシプロソーとは、のこぎりの刃のようなギザギザした刃が、電気によって高速で往復を繰り返す電動工具です。
いわゆる”電動のこぎり”ですね。
のこぎりを手でギコギコする手間を省いてくれる、とても頼もしい工具です。
刃を付け替える事で木材から硬い金属まで切断できるので、解体工事でも必需品と言ってもいいかもしれません。
メーカーによっては、セーバーソーという呼び名が付いている事もあります。
レシプロソーの詳しい解説はこちら→解体工事でも大活躍!電動のこぎりのレシプロソーとは?
アスベスト除去工事におけるレシプロソー
解体工事で大活躍するレシプロソーですが、アスベスト除去工事でもレシプロソーを用いた除去が行われるケースがあります。
とは言っても、アスベストに直接刃を入れて除去するのではなく、アスベストでない箇所を切断する為に使用されます。
(アスベストに直接刃を入れるのは飛散の危険があるので絶対にNG!)
レシプロソーが活躍するアスベスト除去工事は、主に配管関係のアスベストです。
配管には保温材や、ガスケット・パッキンといったシール材にアスベストが使用されています。
これらのアスベスト製品は配管全体というよりも部分的に使用されている為、アスベストが無い部分をレシプロソーで切断し、アスベスト諸共丸ごと切り取る形で除去します。
レシプロソーを使用したアスベスト除去工事例
それでは、過去に当ブログで掲載しました、レシプロソーでのアスベスト除去工事例をご紹介します!
保温材の除去工事例
こちらのページでは、保温材にアスベストが混ぜられた”アスベスト含有保温材”を、レシプロソーで除去する施工事例をご紹介しております。
配管をレシプロソーで切断してアスベスト含有保温材をエルボごと除去している様子。
ガスケットの除去工事例(配管)
こちらのページでは、配管の”アスベスト含有ガスケット”を、レシプロソーで除去する施工事例をご紹介しております。
配管のアスベスト含有ガスケットを除去する為、レシプロソーで配管のフランジを切り取っている様子。
ガスケットの除去工事例(ダクト)
こちらのページでは、ダクトの”アスベスト含有ガスケット”を、レシプロソーで除去する施工事例をご紹介しております。
ダクトのアスベスト含有ガスケットを除去する為、レシプロソーでダクトのフランジを切り取っている様子。
まとめ
今回はアスベスト除去におけるレシプロソーについて解説させていただきました。
本記事のまとめは以下の通りです。
・レシプロソーは主に配管関係(保温材・シール材)のアスベスト除去で用いられる
・除去の際は、配管のアスベストでない箇所をレシプロソーで切断し、アスベスト箇所ごと除去する
・切断時は、直接アスベストに刃が触れてしまう事のないよう注意する(万が一触れると飛散してしまう恐れがある。)
富山市のアスベスト除去・解体工事会社のエイキでは、アスベストの種類によって最適な方法で除去工事を施工させていただきます。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください!
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