2024.07.05
アスベスト除去工事におけるディスクグラインダーの用途とは?
こんにちは~!富山のアスベスト解体屋エイキ(EIKI Inc.)です!
アスベスト(石綿)除去工事では、“ディスクグラインダー”という機械を使う事があります。
ディスクグラインダーは主に加工・切断等で使われる機械ですが、アスベスト除去工事でもなくてはならない存在です。
そこで今回は、アスベスト除去工事におけるディスクグラインダーの用途について解説していきたいと思います!
ディスクグラインダー
解体工事におけるディスクグラインダーの解説はこちら→【削る・磨く・切る】ディスクグラインダーについて解説!
アスベスト除去工事におけるディスクグラインダー
アスベスト除去工事でのディスクグラインダーは、主に“アスベスト含有仕上塗材”の除去時に使われます。
仕上塗材は建物の外壁に質感を持たせる目的で塗る、塗料の一種です。
ザラザラだったり、凸凹とした建物の外壁も、この塗材による物。
その塗材に耐火性・断熱性を持たせる為、昔はアスベストを混ぜて使用されていました。(現在の塗材にアスベストは含まれておりません。)
現在、アスベスト塗材はアスベストが禁止される前に建てられた、古い建物に残っている事が多いです。
健全な状態であれば飛散する可能性は低いものの、損傷するとアスベストの細かな繊維が飛散する危険性があるので、解体工事を行う際は事前にこのアスベスト塗材を除去しなければなりません。
ディスクグラインダーはそんなアスベスト塗材を除去する際に活躍します。
ディスクグラインダーで除去する前にすべき事
ディスクグラインダーでの塗材除去では、回転する刃(ディスク)の裏面を研磨するように壁に当てて塗材を削り落としていきます。
しかし、そのまま削り落としてしまうとアスベストが飛び散ってしまい、大変危険です。
その為、除去を始める前に作業場の周りを養生シートで覆う隔離養生を行わなければなりません。
また、除去中も飛散防止は必須です。塗材に飛散防止剤を吹きかける湿潤化を、ディスクグラインダーでの除去中は常時行う必要があります。
集じん機能付きのディスクグラインダーを使用すると湿潤化+隔離養生の飛散防止を省略する事ができます。
その場合は、アスベストの繊維をキャッチできる”HEPAフィルター”等の高性能フィルターが必要です。
集じん機能付きのディスクグラインダーで外壁塗材を除去している様子。除去した塗材が飛び散らないように刃全体がカバーで覆われています。
アスベスト含有仕上塗材の除去に使われるディスクグラインダー まとめ
今回はアスベスト除去におけるディスクグラインダーについて解説させていただきました。
本記事のまとめは以下の通りです。
・アスベスト除去工事におけるディスクグラインダーは、主にアスベスト含有仕上塗材の除去に使用される
・アスベスト塗材は健全な状態では飛散しないが、損傷すると飛散する恐れがある為、ディスクグラインダーで除去する際は指定の飛散防止が必要
・ディスクグラインダーでの塗材除去で行う飛散防止は”隔離養生”と”常時湿潤化”
・集じん機能付きのディスクグラインダーがあれば”隔離養生”と”常時湿潤化”を省略する事ができる
・集じん機能付きのディスクグラインダーを使用する際は”HEPAフィルター”等、アスベストをキャッチできる高性能フィルターが必要
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