2023.04.16
鉄道車両に使われていたアスベストについて解説!
こんにちは~!富山市のアスベスト除去工事店のエイキです!
吸引すると肺に重篤な病気を引き起こすアスベスト(石綿)は、様々な部品・建材に混ぜられ、使用されていました。
今では全面禁止となっているアスベストですが、禁止前に製造されたアスベスト製品は未だ多く存在します。
そんなアスベストですが、過去には鉄道車両にもアスベストが使われていたのをご存知でしょうか?
今回は、鉄道車両に使われていたアスベストについて、富山市のアスベスト除去工事店のエイキが解説していきたいと思います。
鉄道車両のアスベスト
アスベストが使われていた鉄道車両。
アスベストが禁止される前に製造された鉄道車両の中には、アスベストを含んだ製品が使われていた事がありました。
使われていた箇所は主に車体・台車・電気類・設備類で、吹き付け材・パッキン・塗料等にアスベストが含有していることが判明しています。
ガスケット・パッキンといった機械部品や塗料等のアスベスト製品は固形化されているため、通常の使用で飛散することはありません。
また、鉄道会社によっては部品を交換する等の処置も行われております。
吹き付け材は飛散しやすい建材ですが、2005年に行われた調査では吹き付けアスベスト車両を使用した16社中、15社の車両に飛散防止措置が施されています。
残る1社も、後に飛散防止措置または廃車が行われました。
このように鉄道車両にアスベスト製品は使われていたものの、現在はアスベストを飛散させないよう対策が取られています。
しかし、近年「アスベストがないはずの車両にアスベストがあった」という事例も発生しているので、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
アスベスト車両の引退後は?
アスベストが禁止されて十数年以上経った現代、長年走り続けていたアスベスト車両も、経年劣化・置き換え等によって役目を終えていきます。
では、引退したアスベスト車両はその後どのようになるのでしょうか。
1.解体
まず一つ目は解体です。
鉄道車両の車体には鉄・アルミ等の様々な原料が含まれているので、リサイクルが可能です。
車両の内装解体・アスベスト除去・配電盤の回収といった工程を経て解体された車体は、原料に分けられたあと部品や製品となって再び私達の生活を別のカタチで支えてくれます。
2.保存
二つ目は「車両を残したい」とお考えの方々によって車両が保存されるケースです。
保存では、残っているアスベストを除去した後、必要に応じて修理され記念館や公園等に展示されます。
そのため、当時走っていた車両を間近で見る事も可能です。
保存には二つの方法があり、静態保存と動態保存に分けられます。
静態保存は動作が不可能な状態で保存する方法で、動態保存は動作が可能な状態で保存する方法です。
ちなみに、富山市にも100年以上前に製造された蒸気機関車(SL)が富山市牛島本町の牛島公園にて静態保存されています。
アスベストが使われていたのかは定かではありませんが、2017年に大規模な修理が行われ、現在は綺麗な状態です。
まとめ
古い鉄道車両にはアスベストを含む部品が使われていましたが、現在はアスベスト対策措置が取られています。
しかし、アスベストがないはずの車両からアスベストが検出される事例もあり、まだまだ課題は多いです。
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