アスベストを含む建物が解体で更地になるまで・後編

こんにちは~!富山市のアスベスト除去工事店のエイキです!

 

前回のアスベストを含む建物が解体で更地になるまで・前編ではアスベスト(石綿)が使われていない一階の内装解体の様子をご紹介しました。

今回の後編では、吹き付けアスベストが使われていた二階の内装解体及びアスベスト除去、そして建物全体を解体して更地にするまでを富山市のアスベスト除去工事店エイキがご紹介していきたいと思います。

 

 

アスベストを含む建物が解体で更地になるまで・後編

 

こちらが二階の様子です。

洋室と和室で構成されており、天井裏の鉄骨に吹き付けアスベストがあります。

 

 

天井材以外を解体した状態です。

廃材の小さな欠片を掃除し、いよいよアスベスト除去工事が始まります。

 

 

まずはシートで床を養生します。

隙間なく養生をすることで、壁や床にアスベストの繊維を付着させません。

 

 

養生を終え、天井材を解体した状態です。

天井の鉄骨は吹き付けアスベストに覆われており、経年劣化の影響か、剥落している箇所も見受けられました。

この吹き付けアスベストですが、飛散性はかなり高く、1~3ある発じん性レベルも最高のレベル1です。

なので、アスベストを吸い込まないよう装着するマスクも、顔の正面全部を覆う大きなものになります。

 

ちなみに、写真中央の四角形の機材は「負圧除じん装置」という、アスベストのような小さな繊維もキャッチする空気清浄機です。

 

 

除去作業では、吹き付けアスベストに飛散防止剤を散布し、写真のスクレーパー(へら)でそぎ落とします。

そぎ落とした箇所には細かな吹き付け材がまだ残っていることもあるので、たわし・ブラシを使って再度磨き、こすり落としていきます。

 

 

全ての吹き付けアスベストを除去するとこのようになりました。

鉄骨を始めとした部屋全体に、もう一度飛散防止剤を散布して飛散を防ぎ、養生を撤去すれば除去工事完了です。

除去された吹き付けアスベストは専用の廃棄袋に二重梱包した後、アスベストを扱う処分場にて処理されます。

 

 

アスベストが除去され、建物を解体できる状態となりましたので、油圧ショベル(ユンボ)で解体を始めていきます。

お隣様の住居に瓦礫や粉塵が飛び散らないよう、周りを養生シートで保護しながら解体していきます。

 

 

吹き付けアスベストがあった2階が解体されました。

残りは一階のみ。残っている鉄骨・鉄筋コンクリートを解体し、更地にします。

 

 

一階の解体を終え、建物があった場所は更地となりました。

以上でアスベスト含有建物の解体工事は完了です。

 

解体工事では建材が細かくバラバラになるため、もしもアスベストがしっかり除去されないまま解体されると、アスベストが飛散し作業員だけでなく近所の方々にも影響を及ぼす恐れがあります。

解体工事の際にアスベストが検出された場合は、実績のあるアスベスト除去工事店にご依頼される事が望ましいです。

 

 

富山市を拠点に活動するエイキでは、富山市を始めとした富山県内でアスベスト除去から解体工事まで受け付けております。

富山でアスベストにお困りの際は、アスベスト除去工事歴17年のエイキにお任せください。

 

 

 

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