2023.03.31
アスベストが含まれた石膏ボードの除去工事の流れをご紹介！
こんにちは～！富山市のアスベスト除去工事店のエイキです！
アスベストが含まれた石膏ボードは、通常の使用では飛散性がかなり低い製品ですが、破損等で形が崩れてしまうと飛散する恐れがあります。
そのため、飛散性が低くても取り扱いには十分注意しなければなりません。
今回は、アスベスト含有石膏ボードについて簡単にご紹介しつつ、富山市のアスベスト除去工事店のエイキが行った除去例をご紹介していきたいと思います。
アスベスト含有石膏ボードとは？
石膏ボードは、石膏に二枚の紙を貼り合わせた板状の建材です。
断熱性・遮音性・加工性等に優れており、これにアスベストを含めたものがアスベスト含有石膏ボードとなります。
アスベストが使われている箇所は製品によって異なり、表面の紙・裏打ち紙・石膏の中に使われていました。
含有率は1～2%程度で、多くても5%です。
現在、アスベスト含有石膏ボードは製造されておらず、無石綿化されていますが、当時製造されたものが古い建物に残っている事があります。
残っていても通常の使用で飛散する可能性は極めて低いです。しかし、破損や建物の解体等で飛散してしまう恐れがあるので、対処する際はアスベスト専門業者に相談しましょう。
アスベスト含有石膏ボードの詳しい解説はこちら→壁や天井に使われたアスベスト入り石膏ボードについて解説！
アスベスト含有石膏ボードの除去工事
それでは実際に、富山市の除去工事店のエイキが行ったアスベスト含有石膏ボードの除去工事例をご紹介します。
今回ご紹介する除去工事は、設備更新のため天井材として使われていたアスベスト含有石膏ボードの一部分を、四角形に切り抜く工事となります。
1.養生
まずは、切り抜く箇所の周りをシートで覆う養生作業です。
天井・床・壁にシートを貼り付け、粉じんが外部へ出ないようにしっかり養生します。
2.湿潤化
養生が完了したら飛散防止剤を石膏ボードに吹きかけ、湿潤化を行います。
これによりアスベストが固化し、飛散しにくくなります。
3.石膏ボード撤去
それではいよいよ除去作業です。
スクレーパー（へら）で表面の石膏ボードを剥がし落としていきます。
4.袋詰め
作業場は養生シートに覆われているので、石膏ボードの欠片が下に落ちても飛散することはありません。
剥がした石膏ボードは、アスベスト専用の廃棄袋に入れた後、更に透明な袋に入れて二重梱包します。
5.除去工事後
アスベスト含有石膏ボードを除去し終え、天井を切り抜きました。
飛散防止剤で固めてあるので、新たに飛散することもなく、無事除去工事完了です。
除去されたアスベストは富山市のアスベスト処分場に運ばれ、適正に処分されます。
弊社エイキでは様々なアスベストの除去工事を受け付けております。
ご相談は無料です。富山市を始めとした富山県のアスベスト除去はエイキにお任せください。
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