2023.03.21
アスベストが入った熱に強い充填材、耐火パテとは?
こんにちは~!富山市のアスベスト除去工事店のEIKI Inc.(エイキ)です!
アスベスト(石綿)には耐熱・耐薬といった優れた耐性があり、それを利用することで様々な製品が作られました。
現在は肺に重篤な病気を引き起こすため、アスベスト製品の製造は禁止されていますが、現在もアスベスト製品は多くの古い建物に残存しています。
今回はアスベスト製品の一つである耐火パテについて、富山市のアスベスト除去工事店のエイキが解説していきたいと思います。
パテとは
パテのイメージ画像。
パテとは、充填材の一種で、建築物の補修や物の接着等に使われます。
初めは粘土のような状態ですが、時間が経つにつれて硬化しカチカチとなるのが特徴です。
そして、このパテに耐熱性の高いアスベストを加えたものが耐火パテ(耐熱シール材)となります。
アスベストが全面禁止となっている現在は、販売されている耐火パテにアスベストは含まれていません。
しかし、禁止前に建てられた古い建物には耐火パテが残っている場合があります。
耐火パテの用途
富山市EIKI Inc.の過去現場より、壁を貫通し、奥の部屋へと繋がっているケーブルの束。
耐火パテが使われる場所は、主に壁の貫通部です。
ケーブルや配管を壁・地面等に貫通させると、万が一火事となった際にケーブルを伝って火が各部屋に拡散する恐れがあります。
それを防ぐために、ケーブルの貫通部は防火措置を施さなければなりません。
耐火パテはその防火措置の一つで、貫通させる時に空けた穴の隙間を埋める役割を持ちます。
こちらも同じく富山市EIKI Inc.の過去現場、耐火パテ。粘土のように張り付いてケーブルと壁の隙間を埋めています。
アスベスト含有耐火パテは危険?
アスベストが使われている物には、粉じんの発生率を表す発じん性レベルというものが設けられています。
耐火パテは1~3まである発じん性レベルの中でも、一番発じん性が低いレベル3です。
レベル3に分類されているアスベスト製品は成形されて硬い物質となっており、レベル1・レベル2に比べて比較的飛散しにくくなっています。
耐火パテの場合、通常の使用で飛散する事はほとんどなく、当時の状態が維持されていればそのまま使用可能です。(一度取り外したものは使用できません。)
とはいえ、劣化・破損による飛散は十分考えられますので、除去する際は個人で行わず、必ず専門業者に相談しましょう。
もちろん富山市のEIKI Inc.もアスベスト相談は受け付けております!
富山市のアスベスト除去工事店のエイキが実際に行った除去工事。(グローブバッグ工法)
まとめ
アスベスト含有パテは熱に強いため、防火材としてはとても優れた製品です。
しかし、アスベストである以上、飛散には十分注意する必要があります。
吹き付けアスベストやアスベスト保温材に比べると危険性は低いですが、除去を行う際はアスベスト除去工事に必要な手順を守り、除去することが大切です。
弊社エイキでは、富山市を始めとした富山県内のアスベスト調査・除去を受け付けております。
お気軽にご相談ください。(ご相談は無料です。)
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