2015.03.02
地上4階建て鉄骨造ビルの全解体工事及びアスベスト除去工事を施工いたしました!
こんにちは!
今回の現場は、なんとエイキ初となる地上4階建ての鉄骨造の解体工事を請け負いました!
解体工事の中でRC造(鉄筋コンクリート造)よりもS造(鉄骨造)のほうが難しいとされていますが・・・
今回のように壁が全てCB(コンクリートブロック)でできていたり、RCと違って機械のカッターでは鉄骨を完全に切れない箇所などが出てくるためどうしても、ガス工のパートナーがいなくては絶対に壊せません!
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しかも、機械の腕の長さは地上4階部分・・・
機械の腕の先がオペレーターからは見えない部分があるので、このガス工がオペレーターの目になり無線機で終始会話をしながら、繊細な動きを指示しなければいけません。オペレーターとガス工との信頼関係があって初めて壊せるのです。オペレーターはガス工を信用して見えない部分を噛むのですから・・・
また構造を熟知して、たくさんの現場を見てきた人間でないと壊す順番に迷いが出て恐怖が増します。機械のオペレーターも大事ですが、同じくらいこのガス工の人間も大事なのです。
まさに二人三脚で高層の建物を壊していくのです!
このような現場はやはりリスクも高いですね〜。今回も片側隣がほとんどくっついていて、まともな養生足場を組めなかったですし、近いということは振動や騒音もお隣に与える影響が大きいのです。
有限会社エイキではこのような現場では、家屋調査をさせていただいております。
家屋調査とは、お隣の家や店舗に、解体工事の影響で部屋の中の壁などにヒビが入ったり、外壁が傷ついたり、穴を開けてしまったりした時に事前に写真を撮っておき、解体後に写真と照らし合せて、破損箇所を見逃さないようにするのです。
もちろん破損が判明した場合は、当然弊社で責任をもって修繕させていただきます・・
上屋の解体中には外壁など・・・基礎や地中梁の解体中には振動で室内にヒビなどが入る可能性があります。
解体工事には様々なリスクが潜んでいて、そのリスクが高くなればなるほど金額も高くなるのです。
また、家屋調査にもお金がかかっています。今回はお隣の3階建てビル2棟と木造1棟の家屋調査費で約20万ほどかかっています・・・
このような経費がある分少しくらい工事費が高くても、解体工事はご近所のご理解があれば工事もスムーズですし、信頼性があれば、解体後の付き合いもしやすいのではないでしょうか?
またこの現場には建物全体にアスベストが吹き付けてありました。
ここは住宅地というよりも店舗などの商業施設が多くあったため近隣のお客様もアスベスト除去工事に対し少しナーバスなっておられました。
そこで今回は町内で仕切っておられる方の申し出によりアスベストの近隣説明会を開かせていただきました!
夜の19時頃から町内の方やお店の経営者の方などに公民館に集まっていただき充分に近隣のご理解を事前に得てからの工事スタートだった為、お施主様にも近隣にも安心していただきながらの工事となりました。
有限会社エイキではこのようなRC造やS造のビルなどの解体工事、またこのような大型物件の解体に伴う家屋調査やアスベスト除去工事の近隣説明会など、お施主様が安心してご依頼いただけるように対応しております。今後耐用年数的にもこのような3階建てや4階建てなどのビルでお隣どうしがくっついているようなビルの解体工事が増加していくことと思います。
富山県内どこでも、見積もり相談無料で行っておりますので、お気軽にお電話・メールでお問い合わせください!お待ちしております!!