2023.01.30
目立たない危険物質 配管エルボに潜むアスベストについて解説
こんにちは~!富山市のアスベスト除去工事店のエイキです!
アスベスト(石綿)が検出されるものの一つに、配管エルボがあります。
配管エルボとは、向きの異なる配管同士を繋いでくれるL字型の接続管のことをいい、配管を設置する上で重要な役割を持つ空調資材です。
配管エルボ。その名の通り、配管の肘となる管です。
今回はこの配管エルボに潜むアスベストについて、富山市のアスベスト除去工事店エイキが解説していきたいと思います。
配管エルボのアスベストは毒性が強い「アモサイト」
配管は熱を逃がさないために保温材が巻かれるのですが、エルボ部分は高温になりやすい・隙間を埋めづらいということもあり、直管とは別の保温材が巻かれます。
この別の保温材こそがアスベストです。熱や薬品に強いアスベストは保温材としても優秀、あちこちのエルボにアスベスト保温材が巻かれました。
配管エルボの保温材の多くはアモサイト(茶石綿)というアスベストが使われています。
アモサイトとは、耐熱性に優れているアスベストの中でも特に熱に強い種で、保温材の他にも吹き付け剤として使用されていました。
毒性は強く、飛散性もかなり高いです。
保温材の発じん性はレベル2(中)
アスベスト製品にはレベル1・レベル2・レベル3という段階が設けられています。
これは発じん性*¹の高さを表し、レベル1が最も高いです。
アスベスト保温材のレベルは2と、丁度中間辺りですが、飛散性の高いアモサイトが使われている上に保温材自体も脆く崩れやすいため、レベル1と同様の注意が必要になります。
*¹・・・粉じんが発生する度合いのこと。
アスベスト保温材の除去工事例
富山市のアスベスト除去工事店エイキが行ったアスベスト保温材の除去工事例をご紹介します。
今回ご紹介するのは、消火栓の配管エルボに巻かれたアスベスト保温材です。
こちらが今回除去を行った現場です。
天井付近に配管エルボが4つ確認できますね。
その中でも前側のエルボは劣化の影響か、外装が破れてしまっています。
除去後の写真です。
アスベスト保温材に飛散防止措置を施した後、アスベストが使われていない部分を切断して配管ごと撤去しました。
除去されたアスベスト保温材は、廃石綿として搬出されます。
搬出後、処分場で廃石綿の無毒化や飛散防止措置を行い、埋め立て処分をすればアスベスト除去完了です。
まとめ
今回は配管エルボに潜むアスベストについて解説させていただきました。
アスベスト保温材は、発じん性が最も高いレベル1のアスベストに比べると発じん性は低い方ですが、毒性の強いアスベストであるアモサイトが使われています。
また、保温材が劣化・損傷した際は飛散してしまうので取り扱いには注意しなければなりません。
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