解体工事の散水は絶対?役割と必要性について

こんにちは~!富山の解体工事専門店のエイキです!

 

解体工事では建物を壊している最中、重機の近くで水をかける散水(水まき)という作業を行います。

さて、この散水ですが一体何のために行われるのでしょうか?

今回は解体工事における散水について、役割と必要性を解説していきたいと思います。

 

散水の役割

解体工事中に散水している様子(写真右)

 

散水の役割とは、ズバリ粉塵対策です。

解体工事では建物を壊すことから、どうしても木くずや砂埃などの小さな塵が空気中に舞ってしまいます。

その空気中に舞おうとする粉塵を落とし、飛散を防止するのが散水の役割です。

 

建物の周りに設置する養生シートでも粉塵を防ぐことはできますが、

養生シートでも全てを防ぐのは限界があるため、散水であらかじめ粉塵を減らす必要があります。

 

解体工事の散水は絶対?

解体工事の散水は必ず行わなければならないという法律はありません。しかし、行う事が望ましいです。

というのも、もし散水を行わなかった場合、粉塵が解体工事現場を超えて飛散することで、近隣住民の方々に迷惑がかかる恐れがある為です。

外に干していた洗濯物が粉塵で汚れる・車が埃だらけになる・部屋に粉塵が侵入してくる・・・といった被害が近隣住民の方々に発生し、

クレームに繋がる可能性もゼロではありませんし、企業イメージへの影響も考えられます。

解体工事の際はできるだけ散水を行うようにしましょう。

 

なお、富山で解体工事をするエイキは散水をしっかり行っております。ご安心ください。

 

建築物解体工事共通仕様書による散水の記述

上述の通り、散水は法律で義務付けられているわけではありませんが、国土交通省が発行する「建築物解体工事共通仕様書」には以下の通り記されています。

 

”(3) ブレーカー、穿孔機、圧砕機等による粉じん発生部には、常時散水を行う。”

出典:建築物解体工事共通仕様書 令和4年版(国土交通省)https://www.mlit.go.jp/common/001472934.pdf

 

まとめ

今回は散水の役割と必要性について解説させていただきました。

解体工事の散水は粉塵の飛散を防止するために行います。

法律による義務はないものの、国土交通省の仕様書に散水についての指示が記されてあったり、近隣住民の方々への配慮から解体工事の際は散水をすることが望ましいです。

 

 

 

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