2022.01.14
廃棄物で作るアート『スクラップアート』プラモ・ランナー編２
こんにちは。
廃棄物で作るアート作品、「スクラップアート」の第五弾をご紹介させていただきます。
スクラップアート作品０8：メタリックカマキリ
（画像１）
本日ご紹介するのは、メタリックカマキリです。
第一回のスクラップアートより、三作品目のカマキリとなります。
このカマキリは、前回のクワガタムシに引き続いて未使用のプラモデルパーツを主体としており、足は”ランナー”と呼ばれるプラモデルパーツを繋げる枠を棒状に切り取って再現しました。
上半身は、色々なパーツを組み合わせて構成し、下半身はシールド（盾）です。
今回は、ロボットらしさを出すため、スプレー塗装を施してメタリック風に仕上げております。
スクラップアート作品09：スズメバチ
（画像２）
続いては、スズメバチです。
第二回のスクラップアートより三作品目のハチとなります。
こちらは廃棄物として回収された時点でほぼ完成されていたプラモデルを基に作成しました。
このハチの大部分は、腕の部分で、羽根や顔などの細かいところは未使用パーツを使用しております。
足はカマキリと同じくランナーです。
元が腕のパーツということもあり、腹部を曲げることができます。
今回は腹部を曲げ、毒針をこちらを向けているイメージのポーズにしてみました。
こちらもスプレー塗装を施し、スズメバチに近い配色にしました。
仕上げにレジン液で目を作り、完成です。
ランナーを再利用する取り組み
近年、プラモデルパーツの製造会社さんが「ガンプラリサイクルプロジェクト」という取り組みをなされています。
このプロジェクトは、プラモデル購入者が、不要になったランナーを指定の場所に設置されているリサイクルBOXへ投入し、
製造会社さんが回収・加工して再利用したり、電力として変換するという、環境にやさしい取り組みです。
富山県内にも、リサイクルBOXが設置された店舗がございますので、不要となったランナーをお持ちの方は是非、ご利用してみてはいかがでしょうか。
それでは、ご覧いただきありがとうございました。
過去のスクラップアートはこちら↓
４．廃棄物で作るアート『スクラップアート』プラモ・ランナー編
今回ご紹介いたしました作品は、富山市内の小学校で行った出前授業にも展示しました↓
「再生アート（廃棄物アート）」その２６ 出前授業で、「再生アート」と「環境問題」を４年生に語りました。
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