大型施設のアスベスト。ダクトとエルボの除去工事

こんにちは~!エイキです!

 

今回は大型施設のダクトと、配管のアスベスト(石綿)除去を行いましたのでご紹介いたします。

 

アスベスト除去工事では、ダクトに使われるアスベストの除去を行うことも少なくありません。

ダクトのつなぎ目から空気が漏れないように、パッキンやガスケットといったシールで密封しますが、

昔はそのシールの材料に、アスベストが使われていました。

アスベストで作られたシールはまさに万能!耐薬・耐熱・耐圧!全てにおいて優秀です。

・・・しかし、どんなに優れたものでも欠点はつきもの。アスベストの小さな粉じんは人が吸引すると重篤な健康被害を起こします。

 

それでは実際にダクトと、配管のアスベスト除去工事をご覧いただきましょう。

まずダクトの除去作業では、ダクトを撤去した後、ガスケットがあるつなぎ目部分を切り取って除去します。

 

撤去前のダクト(上)と撤去後のダクト(奥)。

うーん、それにしてもこれだけ大きなダクトであれば人が入り込めそう。

しかし、ダクト専門の業者様曰く「絶対インポッシブル。入って作業することは可能だが、長距離移動は不可能」・・・とのこと。

 

上のダクトを撤去するとこの通り。

まだまだありますので、どんどん撤去していきましょう。

 

 

ダクトのアスベスト除去を終えたら、配管エルボの除去作業に入ります。

 

こちらが配管エルボ。L字型の接続管です。

エルボは「肘」。外すが吉。

というのも、エルボの部分はアスベストの保温材が使われています。

エルボの部分は高温が集中しやすく、また同じく保温材として

使用されているグラスウール(人工のガラス繊維。発がん性は無い)が隙間を埋められないといった理由から、

エルボの隙間をカバーする保温材としてアスベストが選ばれていました。

 

外すとこのようになります。

こうして除去されたアスベスト達は梱包後、アスベストを処理できる管理型処分場へ・・・。

 

除去後に二重梱包されたアスベスト。

 

古い建物は老朽化に伴い、解体されるケースも増えてきました。

アスベスト含有建物は老朽化することで、アスベストが飛散してしまう恐れもあります。

エイキではアスベスト調査から除去工事まで、幅広く対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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